保育士は一日に多くの業務をこなすため、激務なお仕事として知られています。せっかくの有給もらっても、自由にいつでも休めるというわけではないのが現状です。ここでは、保育士が有給を理想的なかたちで消化できる保育園の特徴を詳しくチェックしていきます。これから保育士になろうと考えている方はもちろん、有給の消化しやすい職場に転職や復帰を考えている方もぜひ参考にしてください。

厚生労働省が調査した「東京都保育士実態調査報告書」によれば、保育士が職場への改善を希望するものの第4位は「未消化（有給など）休暇の改善」でした。いかに有給が取れない保育士が多いか、ということがわかります。

出典：一生できる保育の仕事さがし

厚生労働省の調査でも、保育士が待遇の改善を強く望んでいることがわかります。特に、リフレッシュや休息のための有給は需要が大きく、職場環境ごとの有給の取りにくさも問題視されているようです。

有給を取得できる保育園を探すには？

保育士が有給を取得するためには保育園選びが重要。早速、有給を用意している保育園の特徴をみていきましょう。

企業主導型保育園

保育のいまの声と必要な未来を伝えるサイト

出典：スゴいい保育

企業が経営する保育園や保育所は、福利厚生が行き届いておりコンプライアンスにも厳しいため、有給が取りやすい環境にあります。園内のさまざまな懸案事項について、企業側に直接相談できるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

小規模保育園

【札幌市】月給16.8万以上、保育士さん募集！人気の小規模保育園(定員12名)、日祝休み！！有給も取りやすい保育園さんですよ♪

出典：保育情報どっとこむ

保育士が有給を取りづらい理由のひとつには、園児の人数が多いことによる多忙が挙げられます。園児の数が多いほど1人の先生にかかる業務量も増えるので、小規模な保育園を選ぶと良いでしょう。

ワークライフバランスへの配慮がある保育園

お子さまにとって、保護者の皆さまにとっての "あったらいいな" をかなえたら、こんな保育園になりました。ソラストの保育園には、施設環境やスタッフ、食事まで、いたるところに子どもたちの「元気」の素が存在しています。

出典：ソラスト

ソラスト保育園のように、現代的な考え方であるワークライフバランスに配慮している職場を選ぶのもひとつの方法です。年間の休日数や残業時間などをチェックして、待遇を確認してから応募を行いましょう。

勤務環境や勤務形態による違いをチェックしよう

保育所といっても、私立か公立か、企業主導型かなど多様な形態が存在し、待遇もそれぞれに応じて異なります。ワークライフバランスに配慮しているかどうかなど、条件をしっかりと確認することが大切です。

保育士の有給消化の実態について解説！