土木施工管理技師って何？

土木施工管理技師とは、国土交通省管轄の国家資格であり、資格を取得すれば主任技術者や管理技術者といった現場責任者になることができます。現場では必ず1人は配置が義務付けられているポジションなので、とても重要な資格といえます。現場監督と混同してしまう人も多いと思いますが、現場監督と言うのは資格や役職ではなく呼称になります。基本的にはほぼ同じ意味を指していますが、土木施工管理技師の場合、現場以外でも仕事を行うことがあります。

土木施工管理技師の仕事やサポート体制について

ここでは土木施工管理技師の仕事や育休取得、未経験者の勤務について解説します。

土木施工管理技士とは？

土木施工管理技士とは、国土交通省管轄の国家資格で、道路や橋梁、河川などの土工や網工事・コンクリート構造物の施工管理を行う「現場監督」。土木業界では必須の資格です。
出典：PRIDE～次世代へつなぐ土木施工管理技士の新しい働き方：監修企業からのアドバイス付き！土木施工管理技士になるには

土木施工管理技師の仕事は、施工計画や、工事積算、工程管理、安全管理、環境保全管理を行う仕事です。スムーズ且つ安全に工事を進めるために、必要不可欠な仕事です。 1級は上級資格なので取得が難しいですが、土木工事現場で監理技術者になることができます。

育休制度

建設業は、育休の取得率が低い職業として有名です。これは男性メインの職場であり、現場に出られる人が1人でも欠けると仕事が回らないという問題が背景にあります。

出典：PRIDE～次世代へつなぐ土木施工管理技士の新しい働き方：土木施工管理で育休は取れる？

建設業は育休の取得率が低いと言われていますが、中には育児休業制度を設けている土木施工管理会社もあります。育休の取得を希望するなら、育児休暇制度が整っているか事前に調べておきましょう。また、実際に勤務している人が育休を取得したことがあるのかと言う点もチェックしておきましょう。

未経験の採用

東日本大震災からの復興事業により、施工管理の求人は増加傾向にあります。未経験者や第二新卒者の採用をする企業も増えており、若手を教育するためのサポート体制が整っている企業も多いです。
出典：PRIDE～次世代へつなぐ土木施工管理技士の新しい働き方：未経験者でも土木施工管理はできる？

建設業界は慢性的な人手不足と言われているので、未経験者でも採用する会社は多い傾向にあります。ただ、知識や経験を有している方が採用されやすいので、同時期に経験者と未経験者が採用面接を行うと、未経験者は募集枠から外れてしまうこともあります。

土木施工管理技師になるためには？

土木施工管理技師になるためには、学科試験と実地試験に合格する必要があります。資格には1級と2級があり、それぞれ取り扱える工事等の条件が違います。2級の学科試験は年に2回、1級は年1回、実地試験はどちらも年1回になります。

土木施工管理技師の仕事とは？